NTT撤退の総括的記事の感想等

 おそらくドコモは、その役割を無線LANに見い出しているのではなかろうか。公衆無線LANアクセス「Mzone」の東京メトロ全駅へのエリア展開や、ボーイングとの提携など、ドコモの無線LAN関連ビジネスは着実に拡大している。また、複数の消息筋によると、「ドコモは固定網ブロードバンドとの連携を考えている」という。ここでも鍵になるのは、携帯電話やPCに内蔵される無線LANになりそうだ。

 田舎者は多少不便になっても我慢せいと。
 まあ、某郵政公社ではないけど、一民間企業にユニバーサルサービスの提供を期待するのはお門違いだし、NTTの固定電話網独占のコスト的弊害と差し引きで考えれば得をする人の方が多くなる話だろうし、そもそも移動体による無線データ通信と言う括りで見ればiモードを含めていろんなパスが出来ており、PHSが無ければ立ち行かないという場面もありはするけど少ないだろうし、比較的熱心な同業他社も残っているし、いいんじゃないのと言うことになったんだろうか。
 でも、こうなってくると多少熱意に欠けるところはあってもNTTがPHS事業を手放さずに持ち続けていることにはそれなりに意味があったんだと言うことに気付かされる。やはり、全国サービスを提供する業者が一つではいろんな点で進歩が停滞することが心配だ。