弁護士、税理士などそれぞれ個人事務所を開くのが一般的だった「士」が一つのオフィスに集まる形態が増えている。医療の分野で最近、異なる科目の診療所が集まる「医療モール」が広がっていることになぞらえれば、「士(さむらい)モール」ともいえる。
〜中略〜
 資格業務の境界は分かりにくい。例えば相続なら、遺産分割の協議は弁護士、遺産登記は司法書士などと分かれることも多く、相続税申告には税理士が絡む。ワンストップならあちこちに相談する手間が省ける。
〜中略〜
 政府の改定規制緩和推進三カ年計画(99年)が「総合的法律・経済関係事務所」の推進を盛り込んだのを受けて「一昨年頃から目立って増えた」(資格取得学校「Wセミナー」を展開する早稲田セミナーの本田真三郎常務理事)。
 後略〜
(参照元:日本経済新聞 2005/1/24 17面 「駆け込みレクチャー 士モール 資格の枠超え連携 ワンストップで問題解決」)

 「さむらい」の本義から考えるとフリーエージェント集団には相応しくない名前のような気もするけど(^^;