PHSの未来について

 IT-mediaのこの記事に出会って思ったこと。
 現実問題としてPDAやノートパソコンの通信手段としての現実的な解は現段階ではPHSしかない。特に田舎では。DOCOMO系にはこれ以上事業拡張の意志は無いだろうし、通信方式として考えてもH"は最適解だ。会社が独立してこうしてAUに気兼ねすることなく広報活動出来るようになったし、これからに期待したい。
 もっとも前述のとおり今のところはシグマリオン3抱き合わせで掴まされた@FreeDを使い続けているのだが。契約時点では通勤電車内なら使えるかもと考えていたが、試してみると通勤区間内の2/3で圏外。JR沿線ぐらいは頑張って欲しいが、移動速度でついて行けないんだろう。と言うわけで現在乗り換えを検討中。
 気になるのは新社名として予定されている「ウィルコム」。ウィルには色々と肯定的な意味もあるが、「遺言」ともとれる。AUに併合される前のDDIポケットの遺志を継ぐ者、と言うことなら良いが、PHS形式の最期に捧げられた徒花、不当に消されていった恨み辛みを込めた辞世の句みたいなことにならないよう祈る。