キャンプ17日目〜読谷行きの訳?〜

 すっかりマスコミ情報から隔離された鎌田選手の情報を漁るうちに、和敬静寂さんのキャンプレポートに行き当った。このようにマスコミ以外の視点でのレポートが手に入るのは素晴らしい。blog万歳と言いたくなる瞬間ですな。時間とお金を使ってキャンプ視察に行かれる姿勢にはファンとして頭が下がります。まあ、結局は余裕と言うより熱意の問題なんでしょうけど、不精者の私にはなかなか難しい。でも一度は行ってみたいものだ。
 羨ましいトークはこのぐらいにして、貴重な鎌田選手情報について。読谷行き決定直前、2/11の北谷での様子がレポートされている。

この時、球場の時計は17時10分を指していた。
サブグラウンドに向かうと、まだ鎌田と森岡のノックが続いていた。
それでも、自分が見に行った直後森岡のノックは終了。
鎌田は高代コーチに「最後に連続10本」といわれるが、1回ミス。
その後はミスなく終えたが、途中から高代コーチは横の早川コーチに「もう半歩いけるよな」とか文句を言いながらのノック。
まだまだ満足いくものではないようだ。

 和敬静寂さん自身の感想として、送球はキャンプ初期の時点としてはかなりの仕上がりだったようだが、「もう半歩いけるよな」は打球に対する最初の一歩の反応が悪いのか、体の正面で受けずに半身で受ける癖がついてしまっているのか、その両方なのか。あるいは体力的に追い込まれるキャンプの過程で体が知らずに楽をしようとして癖が付いてしまったのか。いずれにせよ、守備が売りのはずの鎌田選手としては早急に矯正すべき箇所だろう。
 かなりタイムラグのある情報なので現状ではもう克服されているのかもしれないが、高いレベルの守備力を要求される立場にいるということと、目的意識の高い球団組織のなかでより高いレベルを目指すに当ってつまづきの元になりそうな箇所は早めに取り除こうというコーチ陣の姿勢が見えて、なんとなくすっきりすることができた。
 ところで、昨日の練習内容は既にお伝えした通りだが、おそらく守備無しのシート打撃では鎌田選手の打席はなかった模様。紅白戦、練習試合は若手中心とは言いながら、明確なテーマを持って基礎固めをしている立場ではアピールの場までは与えられないということだろう。
 閑話休題。沢井選手の近況を伝える小さな記事があって初めて気付いたのだが、彼は一度も北谷には来ていない模様。読み返してみると2月11日、別メニューからの復帰を伝える記事では読谷内の別メニューから通常メニューに合流しただけだったと言うことに気付いた。早とちりでした。すみません。