OP戦 対巨人 2005年3月18日

 まずはお願い。無理は承知です。色々問題があることも判ります。でもどうしてもあきらめきれないのです。3月16日のソフトバンク戦のビデオをとられた方、もしいらっしゃいましたら譲って頂けないでしょうか。色々な意味で鎌田選手のターニングポイントになる試合だと思うと諦めきれないんです。
 それはそうとして本題の昨日の試合。
 この日はショート井端選手、セカンド荒木選手のレギュラーコンビでスタート。サードには前日の中スポ予想の沢井選手ではなく森野選手。森野選手の打撃を含めてすっかり本番モードに入ったと言うこと。
 最終回に森岡選手がショートの守備に入った以外は二遊間控え組の出番は無し。
 森岡選手は最後に守備機会が来たのだが、ショートゴロを結構な距離走ってセカンドの荒木選手とランナーに交錯しそうになりながらそのままセカンドを踏んでいた。先日のことがあったのでイップス気味になっているのかもと心配してしまった。
 森野選手はOP戦通算で.444と好調を維持。立浪選手がシーズン通して出場できるか判らないだけにまだ内野手として期待する部分も大きいだろう。
 投手陣では中田、チェン、鈴木の期待の3投手を惜しげもなく巨人に晒してしまった。オーソドックスな中田投手はこの日絶好調というわけでもなかったようなのでともかく、巨人の苦手な左の初物であるチェン投手、変則モーションの鈴木投手は敢えてここでぶつけなくてもとも思った。
 この日の主役はチェン投手だったが、直球の切れ以外見るべきものが無いことを考えると、今の段階ではマウンドに上がるまでどうなるか判らない状態と言えるのでは?各打者は全くタイミングが合っていなかったが1巡したところで交代になってしまったことを考えると割引いて考えなければいけない*1
 鈴木投手は不運な失点だったが、今日は良い意味での荒れ具合がなかった。タイプ的に屋外球場のデーゲームは苦手だとは思うが、アウトを奪った打者に対しては高目の球が有効に効いていた。変化球を低目に抑えることに集中すると持ち味が死んでしまうのかも。まあ、シーズン入ったらほとんどドームでのナイトゲームなのだから今日の結果は参考にならないのでは?逆に巨人打線に対して3割引ぐらいの印象を持たれたことは今後良い方向に出るかもしれない。

*1:嫌な印象を残すために敢えて1巡で降ろしたのだろう