スポーツレイティング社からの回答待ち

 例のスポーツレイティング社に再度前回感じた疑問を投げかけてみたが、今一つすっきりした回答が帰ってこなかった。ちなみに最初の質問に対する回答は前回報告したとおりこのコラムであった。
 スポーツレイティング社サイト掲示板「BBRについて」
 経緯の詳細については上の掲示板から探して頂きたい。ただし、掲示板の閲覧にはユーザー登録が必要。
 とりあえずかいつまんで事情を要約すると、コラムにあるとおり、守備の積極的なプレー*1については数値化が難しいので現状ではBBRの計算には組み入れられていないという回答があり、その点については私も納得している。ただし、その回答の中でエラーについてはマイナスポイントとして計算に組み入れられていることが明らかになり、どうもエラーに関する係数としてそのエラーが得点に絡んだかどうかが考慮されているだけらしいと言うことが判った。
 私としてはこの説明の時点で既にこのシステムは大きな問題を抱えていると思ったが、実際に計算がどのようになされているかまでは明示されている訳ではないので、私の仮説を検証するために次の数字を提示してもらえるようスポーツレイティング社に掲示板上で要求した。

  • 要求した項目:下記の選手の年間BBR値の内エラーに関する評価のみを抜き出した数字とポジション毎の配点傾斜の有無。
    • 井端選手(中日)
    • 和田選手(西武)
    • 福留選手(中日)

 正直、井端選手と和田選手だけで充分なのだが、念のため和田選手と同じ外野手の福留選手も含めた。
 この要求に対してスポーツレイティング社からは「掲示板への書き込みをしている他の人からこのような議論は掲示板では相応しくないという意見が出ているため、回答を含め今後の議論はメールで行いたい」という発言があった。
 私の仮説については取りあえずスポーツレイティング社からの回答があった時点で公表したいが、野球を知っている人なら私が何を言いたいかは簡単に判ってしまうだろう。というより、議論の経緯を聞いて既に私と同じ仮説に辿り着いた人は多いのではないだろうか。スポーツレイティング社の皆さんも連休中はお休みだろうから回答は火曜日以降になるだろうが、こちらの日記で経緯については書いていくつもりなので興味のある方はお待ち頂きたい。

*1:外野手の捕殺、併殺への参加、いわゆるファインプレー等