森岡選手二軍で守備矯正へ

 この日、二遊間候補に関する大きなニュース*1

 ベロア選手は21日の教育リーグ対阪神戦で左足ふくらはぎに死球を受けていたとのこと。腫れがある程度で24日からは本隊に合流するとのことなので大したことはない模様。
 もう一人、同じ試合で唐突に途中退場している都築選手に関するトピックは無し。どうしちゃったのか。
 森岡選手はここのところ打撃面では成果を残していたし、守備面でも高代コーチからは「一番マシ」という評価を得ていたはず。この時期の二軍落ちは何時でも一軍に合流できると言う意味で言えば開幕一軍枠に直接結びつくトピックではない。むしろ一軍ではレギュラー組が常時出場することを考えると教育リーグに出場しつつ課題を克服する意味合いがあるのかもしれない。
 まだ森岡選手、沢井選手共に選ばれない可能性も残されており、どちらにしろ開幕一軍の当落はギリギリまで決まらないだろう。また、仮に誰かが開幕一軍に残ってもシーズン通してその地位に安住出来るだけの実力の持ち主はいないだろう。
 教育リーグでの起用法を見ても色々なパターンを試してそれぞれの選手の適性を見ているような節もある。レギュラー組との差が大きいだけに首脳陣としては空いているレフトのポジションとは別の意味でチームのウィークポイントと言う認識があり、危機意識はむしろ二遊間の控えに対するものの方が大きいのではないだろうか。
 現状を考えると、代走、守備固めが一番多く起用されるサード守備への適性と言う意味で一番マシな駒は沢井選手と言うことになるのだろうが、肝心の井端選手、荒木選手の守備面でのバックアップでは合格点は出ていないと思われる。沢井選手が残るとすれば代走としての価値を買われてのこと?

*1:中日スポーツ2005年3月23日版より