ようやく多少の平穏

先の日曜日には、実はカウンセラー氏に勧められて同じオフィスの女性カウンセラーのカウンセリングを受けてきた。
恋愛沙汰に焦点が移ってきたので女性目線を導入した方が何かと良かろうと言うことであった。
正直まともに女性の意見を聞いたことはなかったので、僕としても期待していた部分はあったのだが、結局期待はずれだった。

折角女性目線で見て貰えるということで、色々と彼女の行動の解釈について聞いてみたかったのだが、経緯を説明して僕の感想を述べただけでタイムアップ。
そもそもカウンセラー氏はひたすら話を聞くというスタンス。話すことによって考えがまとまるという例のアレを主軸においていたのだが、正直いつものカウンセラー氏の前でも他数名の男性の前でも、或いは日常の中でも経緯については何度も嫌になるほど再生されており、今更新しい視点が自分から出てくるとは思えなかった。

ただ、僕の出したメールについて、
「私だったらグッと来る」
と言って貰えたのは正直に嬉しかった。
クライアントに対する施術の一環かもしれないし、単にお世辞なのかもしれないけど僕としてはギリギリまで削り込んで思いを詰め込んだ一文だっただけに。

で、結局カウンセリングの効果があったかどうかはともかくいい加減考え込むエネルギーが無くなってきたのか、割と今週に入ってからはこのことに関しては安定しているような気がする。
ひょっとしたら単純に女性に聞いて貰えた事による安心感があったのかも。

いずれにせよ、あの場ではカウンセリングと言うより占い的な物を期待してしまっていたと言う点で仮に施術に効果がなかったとしても僕の側に非があるような気もするが、それはそれで向こうの思うつぼと言うことだったのかもしれない。仕事もある程度はかどるようになってきたし。まあ、このちょっとした平穏がいつ、どのように壊れていくのかは想像したくないようなしたいような、、、