「図説 金枝篇」届いた。

実は18日には図書館から連絡が来ていて19日には手元にあった。

どうにもN先生のことと、彼女に出すメールのことが気にかかってそれどころではなかったのだけど、どちらもイベントとしては一段落ついて、自分としても若干落ち着いてきたので。

残念だったのは美麗なカバーが無かったこと。あれだけ高値がついているので、転売対策でわざと外してあるのかもとか穿った見方をしてみたり。

で、内容的には全13巻に及ぶ原書の抄録本ということだった。実は図説とついていたので、概念図なんかで大胆に簡略化した解説を載せた本だったりするのかもとかぼんやりと考えていたりしたのだが、図説の意味するところは関連するイラストを抄録本の割には原書以上に豊富に収録していますというところだった。

進捗状況はまだ本編に入って2ページ目ぐらいだが、著名な古典の抄録本というある意味勇気の要る作業であるためか、前説的な部分がやけに充実していて「金枝篇」の古典としての位置づけ、学術書としての位置づけなどが、編者によって結構詳細に語られていてここだけでも入門者には読む価値有りと思った。

とにかく又借りなのでいつものように期限が来たので図書館よって再度借りるという手は使えない。7月3日までに読み終えねばと思うとボリューム的には楽勝のはずなんだけど、結構プレッシャー。