ちょっと嬉しかったこと

maneoで初っ端から遅配になっていた案件について、3ヶ月分の返済金のうち、2ヶ月分が入ってきた。

元々この情勢下で起業するという案件だったので、仮に商売が上手く回り始めても売掛金の回収は大変だったりするだろうし、最初の数ヶ月は落ち着かないかもと思っていた。

とはいえ、2ヶ月も返済がないとなると半分はあきらめの心境になってしまうもので、良い意味で裏切られた感覚で嬉しさもひとしおと言ったところ。

まあ、maneoで借り入れている分は事業資金のほんの一部だろうし、ここの返済が滞ったというつまらない理由で事業にけちは付けたくないだろうけど、僕にしてみれば損得勘定よりも心情的に裏切られずにすんだというという一種の開放感の方が大きかったと思う。


どちらにしろ現状では細々と返済金を移動できるほどの規模でmaneoとは関わっていないので多少遅れても延滞金がついて得したと言う感覚も正直ある。まあ、結果的に返済があったからこその強がりだけど。


maneo側から見ると、そのビジネスモデルではデフォルトになっても自分だけは少なくとも赤にはならないので、むしろ自分のところで債権を抱えていて督促等の手続きを取る経費を出来るだけかけたくないという思いから早く手放したくてしようがないところがあるのだろう。

そのあたりは、maneoはとにかく成約金額が積み上がればあとはどうなろうと利益には関係ない*1というビジネスモデルでサービサーに債権を売り渡すタイミングについて明確な規定がない現状では、maneoの都合であとちょっと粘れば正常化した債権が早いタイミングで譲渡されていくという事態も想定されなくはないなと思ったり。

まあ、このあたりは想像の域を出ない話なのだけど、なんとなくmaneoとユーザーの間に利益相反が生じる要素が存在しているなぁと思ったので。

*1:もちろんmaneo事態が機能を停止せざるを得ない信用失墜状態になれば別だが