日本で企業の合併・買収(M&A)が増えた今年、盛んに使われた言葉。企業の資産価値などを適正に査定、評価する業務を指す。直訳すれば「当然、行われるべき努力」。その利用範囲はM&Aに限らない。
 〜中略〜
 M&Aにおけるデューデリジェンスは通常、合併や買収の基本合意が締結された後に実施する。不動産やのれん代(営業権)などの資産を厳密に査定した財務諸表の分析が軸だ。秘密保持契約を結び内部資料の分析や関係者へのインタビューを行うため、作業期間は時に数ヶ月にわたる。
日本経済新聞 2004/12/27 15面 「駆け込みレクチャー デューデリジェンス」より