総括と予想

 調査会社Gartnerが2月15日発表した報告によれば、今年の世界PC出荷は減速が予想され、前年比9%増の1億9900万台となる見通しだ。2003年から2004年にかけては11.6%の伸びを示していた。

 むしろ昨年の状況の方が意外な気がするが、

 日本を除いたアジア太平洋地域市場における2004年第4四半期のPC出荷台数は13.1%増で、特に中国とインドが堅調に数字を伸ばしている。

 ということを加味すると納得できるかも。

 MM総研は2月9日、2004年暦年の国内PC出荷実績をまとめた。出荷台数は前年比4.2%増の1249万台で、2年連続のプラス成長に。だが出荷金額では同1.9%減の1兆7360億円となり、こちらは2年連続マイナスだった。

 で、こういうことだと何とかして中印市場に食い込まなきゃという気分になるのも頷ける。
 でも一渡り行き渡ってしまったと思われる国内でも、ここまで1台当たりの価格が下がってきて、ホームネットワークも随分簡単に組めるようになったみたいだし一家に3台キャンペーンでも張ってみればもう一回りパイを大きくできるんじゃないだろうか。その分はデジタル家電に行っちゃうのかな。寂しいのう。