キャンプ21日目〜ライバルの動向、しか判らない〜

 新人・沢井(東海理化)が"落合ノック"を初体験。室内練習場で早川コーチのノックを受けていた沢井。すると、いきなり様子を見に来た落合監督がノッカーに交代。約30分、指揮官直々の打球を受け続けた。「突然で驚きましたが、うれしかったです。いろんな打球を打ってくるのでさすが、と思いました」。5回から出場予定だった試合が直前で中止となり残念がっていたが、思わぬ"幸運"に笑顔を見せた。
(参照元:中日スポーツ 2005年2月25日 p.2 『落合ノック初体験』)

 LGとの練習試合は先発二遊間が荒木、井端両選手のレギュラー組、途中から森岡選手が井端選手の代わりにショートに入るも打席がまわる前に雨天により試合中止となった。
 秋季キャンプから着実に力をつけてきた森岡選手、先日は打撃、走塁面でアピールした沢井選手。ただ、二遊間の控え選手にはまず守備力が求められていること、第2捕手のように試合に出ないことが仕事になることが考えられることからこのまますんなり2人の内どちらかに決まるかどうかは判らない。特に沢井選手の場合北谷合流したばかりで今の段階ではまだ見極め中ということが考えられる。そうは言っても2人の下には都築選手、仲沢選手といった中堅どころも控えているし、中川選手もキャンプ中版で好評価を得ている。鎌田選手がその中でどの位置付けにいるかは全く読めないが、守備面で指摘されている欠点がどこまで矯正できているかだろう。
 今後2軍メンバーで練習試合が組まれる際にどのタイミングで出場できるか*1で課題がどの程度クリア出来ているか判るだろう。

*1:或いは出場できるか否かで