先週あたりから気付いていたが、今日はキンモクセイの香りがかなり強かった。個人的にはこの香りに一番春の訪れを感じる。
 寒いのは嫌いだ。汗かきで夏場は通勤するだけでグダグダになってしまうが、それでも冬より夏が好き。今年はかなり脂肪の層が薄くなったこともあって寒さがことのほか応えた。
 それだけに春の訪れは歓迎すべきものなのだが、今年は確実に異動があることが判っていたり、地元で大きなイベントが幾つも行われることもあって、春の訪れに単なるうれしさというより、胸騒ぎのようなものを感じていたりもする。
 久しぶりに学生時代、卒業式を迎える前後の頃の心境のような。過去を振り返ると節目節目で躓きの原因を作っていたりもしたが、大分年を重ねたこともあるので今年こそは良いスタートを切りたいものだ。