誕生日顛末

 見事にリアルでは誰にも祝福されず。
 というか、aintyouさんだけです。祝ってくれたの。
 晩に母親から電話があり、一言ぐらい何かあるかなと思ったところが、週末の法事に関する事務連絡のみ。息子の誕生日を忘れるかとも思わなくもなかったが、自分自身家族の誕生日を覚える努力を放棄して生きてきたので*1いちいち指摘する権利もないかと思ってスルー。
 その後、二日連続のカレードーピング。誕生日の晩餐を「ココ一番」でむせながら辛いカレーを食う30男の図。でも今日はちょっと豪華にベースのカレーを定番の「トマトとアスパラガス」から「夏野菜と若鶏」にしてみた。
 ところでaintyouさんからは同時に大殺界との指摘が。来年一杯まで凹むことが多いらしい。実はマッサージ師の先生からは細木さん以外の某占い師の体系による「今月はハードだが仕事に手応えを感じ、プライベートでは生涯の伴侶を見つける可能性が高い月に当たる」という話を聞いていて、別に信じているわけではないのだが*2妙にそれが気になって却って先月末あたりから色々と物事が空回りするようになっていたなんてことが実はあったりして。そんな中、妙に生真面目に「ご自愛ください」なんてコメントをいただいてふと我に返ったというか厄というより「憑きもの」が落ちたような心持ちになった。
 どのみちここまでの人生、人としての幸せを放棄して生きてきたようなもの。今はどん底に近い状態だけど、別に今日昨日どん底に落ちたわけではない。これまで足掻き続けてようやく本当の意味で上に登る準備が整いつつあることも感じている。あがく期間があと一年になろうが二年になろうがこれまでの何のために生きてきたのだがわからない30数年のことを考えればあと少しの頑張りでちょっとはましな自分になれると思えば大殺界的状況だって喜んで乗り越えられる。そんな心持ちになれた。
 まあ、夜中に読んだ手紙は翌朝読むとまた違って見えるの法則からすると明朝にはまた違った感想を漏らしているかもしれないけどね。

*1:二人とも5月生まれなので母の日、父の日にまとめて義理立てしている。いや、父の日は5月じゃないけどね。

*2:だいたいその占い師の名前すら覚えていない