これからが勝負

日本シリーズ華やかなりしこの時期、ひっそりと鎌田圭司選手を含む中日六選手の解雇が発表された模様。
全員が現役続行を望んでいるとのこと。
今年はほとんど野球を見ない生活の中、鎌田選手の情報も追えていなかったが、交流戦中六試合に出場し、一盗塁、二得点を記録。結局中日在籍中の三シーズンでは安打を記録することは出来なかったが、少ない出場機会の中、打席数を超える五得点をあげ、それなりに持ち味を発揮していたのではないだろうか。
いずれにせよ、現状の中日ではアライバコンビと言う厚い壁が存在し、彼の年齢を考えると一花咲かせるにはギリギリの年齢と言える。選手を飼い殺しにすることを嫌う落合監督なりの配慮だとおもう。
一二球団の中には彼の働き場は必ず存在すると思うし、意外とマイナーからのメジャー挑戦も可能性があるのではないかと夢想したりもする。本人の身になれば大変なことだと思うし、自分がその立場になればそんなことを言うヤツには殺意を覚えるかもともおもうけど、落合中日という修羅場をくぐり抜けてプロ入り前よりは絶対に成長しているはず。ここからの彼の行方を楽しみに見守りたいと思う。