基本的にauは絶対選択肢に上らないので*1だからといってキャリア替えにはならなんだけど、Docomoの発想には絶対こういう端末はのってこないので敢えて書く。
 URBARNOは非常によい端末だと思う。特に現状Docomoが全部入り端末に走ってしまっているのを見ると。確かに現行の7シリーズは指向を絞った端末を出しているが、その多くは変な決めつけによって指向性が決まってしまっていると思う。
 セグメントとして足りないのは、「ガジェットフリーク向けの機能を絞った端末」ここに限ると思う。ガジェットフリークはiPod系は勿論のこと、場合によってはノートパソコンやら、GPS搭載のWindows Mobile端末等々いわゆる専業デバイスは当たり前に持っていて携帯に多くは求めていないんじゃないだろうか。
 求められているのは通話に関する新機軸、デザイン面での電話らしさ、すでに持っている専業端末とかぶらない機能、この辺りではないだろうか。
 たとえば骨伝導とか、Bluetoothとか、通話品質の確保なんかは動画系の機能よりもずっと電話端末に乗せる機能としてはプライオリティが高いはず。この辺りは実は年齢層に関係なくニーズはあると思う。通話録音の後追いとか、単純にログの保持なんか出来てしまうと実はすごく需要があるような気がする。Bluetoothとか、道交法改正のタイミングでDocomoが本腰入れていれば絶対に欧米並みに普及したはず。
 結局通話端末として全く使われない携帯なんかわずかしか存在しないし、ほかのガジェットでカバーできない機能という割り振りで考えるとそんなに難しい話じゃないはず。結局マーケティング上の話でカタログスペックとして載せる機能ばかり優先されるから現実から乖離して行っちゃうんじゃないでしょうかね。
 あと、デザイン優先、その上で機能というのは今後の難しい買い換え需要を考えると現状の機能優先デザイントレードオフオンリーでは1/2の買い換え需要は見逃しているということじゃないのかな。
 次回から9、7という決めつけ的記号も無くなるみたいだし、その意味では今後には期待できる、のかな?

*1:ローカルエリアにおける現状と通信速度の問題から