SH-03A サービスへの文句編

 出会いから一月経ち、あばたもえくぼの時期が過ぎ、また文句が言いたくなるのだった。
 特にdocomoのサービスについて。
 iコンシェルジェはそのコンセプトからしてユーザー個人毎に違う経験もするのだし、β版から初めて調整しても良かったのでは。少なくとも現状ではお金を取るサービスと言うよりは広告代を稼ぐ手段をユーザー持ちで提供しているといった感じ。そもそも執事と言うには存在感ありすぎ。デフォルト状態では音も一番目立つし、そもそもその辺りの設定が着信音などと独立してiコンシェルジェの設定項目に入っているのが判りづらい。あと、キャラも目立ちすぎ。たまに時刻を知りたくて画面を見ているのに時計を塞いでいるときなど本気で殺意を覚えますわ。
 本質的な問題は法林岳之氏が「ケータイしようぜ!!」 のSH-03Aの回で言及されているように、お金儲けの手段としてあざとすぎるところ。比べてみるとiチャンネルは、それでもお金を払ってまで利用したいサービスかどうかは疑問だけど、露出が適切で邪魔にならない分マシだったなと。

 あと一つはウィジェットについて。あれはウィジェットじゃない。ただのiアプリ用ランチャー。時計アプリなんて美麗な時計を見るためだけに存在しているという滑稽さ。
 まあ、実用面で言えばGoogle系のサービスにショートカットでアクセスできるのは良かった。別に全然ウィジェット的な使い方ではないけれど。

 なんというか、docomoって時代の三歩後ろを下がって歩かれるのが常というか。まあ、立ち位置的にあれだけ体力があってセンスもあったらほとんどのシェアを持って行ってしまって天下三分の計が崩れてしまうので、これぐらいの方がバランスは良いんだろうね。iコンシェルジェとは無理につきあう必要はないしね。