Pass finderとNitpicker

 って、別に無理に英語にする必要は無いんだけど、このテーマを考えるとき何故か「Mar's Pass Finder」のことが思い出されたので。
 多分Pass Finderは英語としては一般的には使わないかも。言いたいことは世の中には物事を前に進めるために道を見つけることに意識を集中している人と常に間違いが起こっていないかあら探しをしている人がいると言うこと。ま、立場によって逆転することもあるだろうし、どちらかの性質しか持ち合わせていない人というのもいないとは思うけど、同じ状況に晒されたときどちらかの性格が強く出るということはあると思う。
 で、たいていの場合チームを組むときは違う性向の持ち主を組み合わせましょうという話になるのだと思う。
 何で今頃こんな話をしているのかというと、今の自分の状況は実に不幸な巡り合わせだったんだなと感じたから。僕は明らかにあら探し派。直属の上司である係長は道を探す人。もうこれ以上ないぐらい明白に色が別れている。
 本来は部下である自分が発電機となってバリバリと前進し、上司がちょっと待てと制御するのが理想というか本来のあり方。ところが配置が逆だ。
 ま、あら探しするのが係長の仕事というわけでもなくてちゃんとミスをしないバリバリ仕事をこなす人が下につけばこれは理想的なコンビといえるだろう。でも今の組み合わせよりは逆の方が効率的なのは明らか。
 実際僕も相当ミスが多いが、僕がアキレス腱を切って離脱している間に係長が起こした書類はかなり致命的なミスをちょちょいのちょいでやってしまっているしかもかなり大きなミスなのに全然気づかない。本当は仕事を回したいのだけど、結局ブラックホールがふえるだけのような気がしてその気になれない。
 そもそも二人ともミスをする点では共通項がある*1ので、そもそもこの二人が財務系の部署の中核にいること自体が大いなる人事上のミスと言うことか。
 不幸だ。
 

*1:係長の場合は楽天的に構えすぎていて物事を単純化する余り配慮すべき点がザルのようにダダ漏りになっているだけで僕のように本気でミスしないように緊張する余り却ってミスをするのとは本質的に違うらしいが