良かったのかもな

相変わらず、変化・進展は無し。
流石に毎日メールを出すのは彼女にとっても重荷だろうという意見が多かったこともあって4日に1回と言ったペースに。どのみちあまり出すネタもないし。愚痴を書くぐらいなら出さない方がマシなのに、ネタ的には愚痴状のものが溜まっていく。
それでも強がりでも何でもなく今のこの時間も僕には必要だったんだとようやく思えるようになってきた。高山での失敗も、この孤独な時間も、職場での失敗も。
これを糧に成長するなんておこがましいことは思わない。
ただ、僕にとってあの浮かれた時間を精算する行為は絶対的に必要だった。
今地歩を固めてようやく自分の足で歩き出すこつを取り戻しつつあるような気がする。
恋愛によって都合良く浮揚した状態なんて仮に上手くいっていても長続きするものではない。
それでもあのとき、僕は自分が変われたなんて自惚れていたんだ。
人はそんなことで成長はしない。地面から10センチも浮き上がるだなんて人間のすることではなかったんだ。まあ、たまにはそんなことがあっても良いとは思うけどね。