maneoからのクリスマスグリーティング

のメールが届いた。が、メールの内容は半分以上コーポラティブハウスローンの宣伝。

前々からmaneoのとにかく案件が成立しさえすればいいと言う態度は小さいながらもマーケットの主催者という立ち位置を逸脱していると思っていた。

厳密に言えば匿名投資組合を組成しているのだからmaneoは金融商品を売っているだけという見方はある意味合っているのだろうけど、体裁上はオークションの仲介者である。その立場があるからこそ詐欺まがいのボロワーが出現してもmaneoの責にはならない*1と言うことになっているはずだ。

コーポラティブハウスローン自体の金融商品としての妥当性はコメントできるほど知悉していないので避けるけど、それを選ぶかどうかはマーケットの参加者の自由意志にゆだねられるべきで、maneoのすべきは投資に当たって必要な情報の提供であって積極的な推薦ではないだろう。

仮にこの案件が成立して更に仮にこのローンが破綻したとしても自身が規約上ほとんど責任を取る必要のないmaneoがどうしてこの案件について「お勧め」できる立場にあるのか、理解に苦しむ。


まあ、上述の件は従前から妹尾氏のメルマガでの発言はおかしいとmaneoに申し入れはしたものの、問題ないと判断していると明確な回答を得ているので蛙の面にションベンだし、恐らく日本の法律、慣習上もOKだと判断していることなんだろうから気に入らなければ関わらなければよい話で、あくまで個人的な感想として読んでいただきたい。

ついでにもう一つ個人的な感想を言えば、客に季節の挨拶を送るのに宣伝広告を載せるっていうか、時節を言い訳にして広告メールを代表者名で送る会社って見たこと無いとは言わないけど、行為としてはかなり失礼だし、必死すぎて自分の資産を預ける相手の対応としてはちょっとひくなと思った。

まだ郵送ならコスト上ついでと言うことも理解できるけど、メールなんだし、件名にはコーポラティブハウスローンの「コ」の字も出てこないところから考えると実態はかなり質の悪いスパムメールだよな。

*1:厳密に言えば参加者のウソ情報を丸呑みしている審査の状況はマーケットの主催者としての最低限の責務すら放棄してると言われても道義的には仕方のないところだと思うが。ここまで情報の偏重があるとマーケットと言うよりはロシアンルーレットだ。