「もはや戦後ではない」といわれた1955年に、日本は合計特殊出生率が2.5を割った。この数字は、国連や世界銀行、世界保健機構が「人口が増加しなくなる国(「人口転換を果たした国」と表現している)」と定義する値以下になったという意味で重要だ。
(参照元:「ウェルカム・人口減少社会」 藤正巌 古川俊之 文春新書 p.72)