お見逸れしました

そうでなければ、Microsoftが腰を上げ、製品を改善することはないからです。Mozilla Foundationに収益目標はありません。したがって、Firefoxであれ何であれ、ブラウザが改善されることが組織の成果になる。つまり Mozillaの基準に照らして、IEの根本的なセキュリティ問題が改善されたと考えられる場合は、それも1つの勝利とみなすわけです。もっとも、アナリストがこれを成功の基準に加えることはないでしょう。

 以前日本におけるiPod shuffleを巡る狂騒状態をFirefoxへの過剰な評価と並列に論じた項を書いた。丁度名古屋栄のアップルストアが開店したばかりだったこと、Appleが一分野で天下を取ることについて危機感を感じていたことが動機としてあって書き始めたもので自分でも途中からFirefoxについて並列に論ずるのは無理があるような気がし始めて腰砕けな文章になってしまっている。改めてこの項については自分の非を認めFirefoxに対する非難*1は不当であったと反省したい。
 上記の一文はMozillaFoundation会長であるM.ケイパー氏のインタビュー記事から。
 オープンソースの理念、思想的背景も含めた部分で自分の理解の浅さを感じ、勉強しなおす必要を切実に感じた。

*1:元々Firefox自体と言うより流行り物だからと無批判に飛びついてIEじゃないからクールだと言う主張をしている人や一部メディアが気に入らなかっただけなのだが