「JUST Suite」到着

 と言っても6日には届いていたのだけど、色々あって開封したのが今。
 正直自分のPC利用スタイルで必要あるかは検討の余地があるのだけど、JUSTSYSTEMの株主の端くれとしてとりあえず看板商品はチェックせざるを得ないという半ば義務感で。
 実は使う前からすでに注文がある。なぜSuiteだけダウンロード販売しないのか。容量が大きくてサーバーや回線に負担がかかりすぎるからというのが回答なんだろうけど、もはやソフトをダウンロード販売以外で購入するのは苦痛でしかない。パッケージ内容としてマニュアルが薄いのは良いんだか悪いんだか。明らかに内容が各ソフトの概略説明までにとどまっていてマニュアルとは呼べない。オンラインマニュアルやチュートリアルでカバーしますというなら義務感でつけたようなマニュアルモドキは要らない。こんなものつけるコストがあるなら折角箱を買ってくれたユーザーにノベルティの一つでもつけようという気にはならないのか。今時分わざわざパッケージを買ってくれるユーザーは間違いなく忠誠心の厚いロイヤルユーザーというやつだからJUSTSYSTEMのロゴが入っていれば豆絞りだってありがたがると思う。
 それから最早存在感のかけらもないIDiskの新機能Backupを2GB一年間無料でお試しとか止めてくれ。というか、IDiskは数年前に大口顧客が獲得できたので単年黒字事業になったこともあるらしいが、ファイル転送サービスやら、オンラインストレージサービスがこれだけ群雄割拠していて機能性や容量、コスト面等、どれをとっても競争力があるようには見えない。xfy*1絡みで法人向けのソリューション部門を伸ばす際の武器にしたいという意図は何となく見える。恐らくスペックに載らない品質面が競合サービスとの比較優位点なんだろう。JUST Suiteにわざわざオマケでつけたのは小規模法人向けの宣伝媒体としての期待感からなんだろう。社内用のプレゼン資料が目に見えるようだ。多分担当者はやる気のでない事業の稟議を通すために変なはったりをかまさなきゃならない自分の運命を呪いながらAgreeとかで夜中にサービス残業なんかしながら作ったんだろう*2
 でも今の世の中、一年経ったら使えなくなるような、しかもバックアップ特化サービスなんて面倒くさくて試用する気にもならない。まあ、Suite発売は社内的には年に一度のお祭りだし、この機に新製品の名前だけでも広報できれば営業的には万々歳と言うところなんですかね。
 まあ、使用感想はある程度使い込んでからまた。

*1:これも相変わらず何をやりたいのか見えてこないというか、社運をかけてまで取り組んだはずなのに、未だにこの言葉の具体的に意味するところを体現した商品にお目にかかれないのは何故?

*2:言い過ぎました。勝手なこと行って済みません。でも実情はそんな物でしょ。