食事編その5

 今日はサプリメントの話。
 実は自分で書きたいこと決められる立場で勝手に書くことを決めておきながら、サプリメントのことを書くのかと思うと気が重い。
 そもそもサプリメントが本当に必要なのか。そんな基本的なことにも自分なりの結論が出ていない。
 少なくとも網羅的にタンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質、食物繊維といった当たりを飲んだとしてそれで食事として必要な部分を充足しているかと言えばそんなことは少なくとも現時点ではあり得ないと言うことらしい。
 ということで、+αとして色々な機能性を期待してのむということになる。
 ではその機能性についてはどの程度期待できるのか?体質や飲み方、単純に体重当たりの量の違いなんかもあるだろうし、物によって劇的な効果が期待できる物と長期間のんで本人も気付かないうちに利いている物もあるだろう。
 あくまで個人的な感想を述べる。3年前の2度目の減量の際から本格的に摂り始めたが、その時の睡眠もろくにとらず食事も炭水化物中心の貧栄養な状態で、しかも運動だけは結構な量をこなしていた状況ではある程度はっきりとした効果が現れていたような気がする。ただ、そのころはサプリメントで持ちこたえようという意識があって闇雲に色々な物を摂っており実際財政に深刻なダメージを与えるほどだった。はっきりとは覚えていないが、月に4万円分ぐらいは使っていたのではないだろうか。当時はそれなりに残業手当も貰えたのでそんなことが出来たのだろう。
 現在も成分の重なりをチェックしたり、値段と成分量の比較考慮で銘柄を変えたり、明らかに贅沢品は排除したりといったリストラを敢行したところで月当たり1万5千円ぐらいはサプリメントに化けている。貧乏の大きな要因の一つだ。
 結局効果があるかどうかははっきりしないが、体調も良く減量もそれなりに進んでいる状況で止めるのが怖くなっている、というのが真相だ。
 サプリメントを勧める文句は巷に色々とあふれている。反面先日のビタミンE健康障害報道に現されるように人間はその正体をはっきりとつかんだ上でつきあっているという段階には現在は至っていないかもしれないという不安感もある。
 正直言って減量が目標に達したら、サプリメントとはきっぱりと縁を切りたいという気持ちはある。財政面もさることながら、精神的な依存度が高まりすぎているように思う。効果の有る無しにかかわらず、何かに依存してしまっている状況は良くないと思う。
 あと一点誤解があるかもしれないので敢えて付け足すが、いわゆる痩身効果を宣伝文句にしているダイエットサプリメントの類には手を出していない。なんだかそれはプライドが許さない。我ながら妙な価値観だとは思うが。